【アンチテーゼ】” 素直 ” について。

とある勉強会で 「 素直 」 について考えさせられました。

 

講師 「 佐藤さん、あなたは自社のスタッフさんには” 素直 ”であって欲しいと思いますか?」

私  「 はい、そうですね。」

講師 「 じゃあ、佐藤さんが仕事を頼んだ時、その仕事は嫌です、って ” 素直 ” に言われたら どうですか?」

私  「 ・・・撤回します。私に都合の良い素直なスタッフが良いです。」

参加者さんの失笑。

 

   笑内(おかしない) ってお菓子

このやり取り、みなさんはどう感じますか?

これまで私が抱いていた「 素直 」は、イメージをガラッと変え、突然使いづらい言葉になってしまった。

自分には求めても、相手には求めづらい 都合の悪い言葉なのか?

『 自分に素直になる 』 これは、本能の表象のままに表現しましょう ♪ ってコトだろうか?

 

いやいや、やっぱり社会に於いては生存、所属、承認や貢献といった欲求を叶えるために本能を抑える必要があって、本音を調整しながら生きている。

それを社会性・適応って言うのだろう。建前とか社交辞令とか。

苦しい時もあるけど、幸せとか安心・安全は、一人では感じづらいもんだから、周りには信頼できる人が多いほうが都合良い。

そのためにも、一人ひとり自分から それを築ける準備が出来たら良いと思うのです。

だから、本能の表象は自動反応なので致し方ないとしても、やっぱり顕在意識で協調性のフィルターを通さないと。

あら? だとしたら ” 素直 ” って本質はどこで活きるのだろう? 個室?

固定観念がわずかな疑問でグラグラです。その言葉 捨てたら良いかしら?

 

固定観念とか信念は自分を支える便利な 常套思考とか方程式くらいに思っていたけど、ホントに良いのかな? って確認する時が来るもんだなと。

それはまるで、自分の今以前を否定するようで怖かったり後悔を予兆して億劫になるのだけど、大事なことなんだな。

目の前の欲求と、迎えたい未来への欲求と体調と、いろんな自分と相談しながら あくまで素直に生きたいなと思いました。

 

みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/

 

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