壊れてリスペクト。
分解好き、組立て嫌い、さのりです。
『 ドアが開かなくなった💦 』
ドアハンドルを操作してもスッカスカ ・・・
🔎 ワイヤーケーブルが切れてりゃ、ねぇ。
助手席からの乗り降りを強いられるって、地味にストレス大きいでしょうね。
まぁ良いや。
ハンマーの様な計上になっているワイヤーケーブルの先端が破損したようですね、珍しい。
受け側とか関節とか、樹脂製の部品が破損してるのは何度か診てるけど、似たような強度だったんだなぁ。
それにしても、小さく軽く正確に作られてる。
壊れたのは残念だけど、こうして壊れてくれるから、われわれ自動車整備士は構造上の工夫とか、皮肉にも弱点なんかが分かる。
滅多に診ない部品、頻繁に取替える部品、何台も分解して、各メーカーや車種のレッテルが脳内に貼られている。
でもそれらは審査する的な見方ではなくて、モノ作りの人たちへのリスペクトになっている。
なぜならば・・・、作る大変さを想像できるからだ。
クルマが生まれてから最期まで、20年も壊れないで活躍し続ける部品だって相当多いはず。
このワイヤーケーブルだってそう。
よく見るけど、診ない。
韻は一緒になるけど意味が違う、そんな面白さがリスペクトなレッテルを生む。
ワイヤーケーブルが切れただけで感じる不便。
クルマってたくさんの便利で構成されているんだなぁって、あらためて思わされます。
引き続き丁寧に整備しようって思ったのでした。
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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