不溶性本能に理性。
クルマ屋さんと保険屋さんのハイブリッド、
損保プランナーの さのりです。
片側1車線の、信号機のない、県道の丁字路の事故。
※読売新聞オンラインさんの記事から場面を想像してます。
画像の都合で、赤・灰・白と表現します。
赤は時速100km程度で直進中だったようです。
灰は右折中、白は後続車として存在しています。
灰と接触した赤がはずみで白と正面衝突・・・
赤の運転者さんは車外放出され亡くなったそうです。
状況の情報が乏しくて考察するのは難しいのですが、あくまで一般論として考えました。
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この事故、
赤の100km/hに主な事故原因を感じますが、過失相殺の認定基準から見ると灰の責任割合が大きいのです。
灰が第一当事者になるかも知れません。
「 はぁ? 100km/hなのに?」
その速度超過の分を考えても、そうなっています。
仮に 赤の存在が200m 先に視えていたとしても、7秒 ⌚ で 0m💥 になる速度ですから同情もします。
なんだかここら辺が法と感情の争点かなぁ。⚖
でも、それだけ進入車両には高い注意義務が求められている、とご理解くださいね。
ちなみに白は無過失が前提だと思います。
ただ無過失とは言っても、無ストレスとはいかない。
事故の当事者になってしまっただけでもストレスなのに、衝突した相手さんが亡くなっている現実は引き摺るだろうな。
安全確認・危険予測の不完全は誰にでも有り得る事で、それが大きな事故に繋がってしまう事も有り得る。
だから、理想の安全を意識して欲しいのです。
安全・安心は当然の権利とは言えないし、簡単に成し得る事でもないのでしょう。
みんなが能動的に求めてカタチにする。
大人が率先しないとね。
急ぐ時も、譲れない心境の時も有って良い。
ゆとりの有る時、意識的に頑張ってみれば良い。
圧倒的に強い本能と、それに精一杯向き合う理性。
楽しんでみる価値は有ると思います。
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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