加害車両逃走。
とある土曜日、警察署へ行って来ました。
平日に比べ、事務さんが居ないせいか怖い雰囲気の密度が高かったです。
まぁ良いや。
目的は事情聴取です。
いやいや、私が保険代理店の立場として、事故の詳細を知るべきだと判断したためです。
なぜなら・・・
私のお客様が交差点内で事故に遭ってしまった。
主な原因は相手の一時停止義務違反と思われる。
相手は軽く手を上げただけで、停車せずに逃走した。
お客様が追跡した。住宅地の中をおよそ 1,000m。
行き止まりで動けなくなった所に、お客様が追いついた。
警察が到着するまでの間、住所などいくつか嘘をついていた。
あいまいな供述が多いため、現場での検証もそこそこに、相手が警察署に連行された。
ざっくり、こんな感じ。
事前に知り得た真実は、軽トラの高齢男性。
私としては、「 保険入ってるかな?」 が気掛かりなスタートでした。
警察官さん曰く、身元は分かった。ってだけで、身元引受人の到着を待っている段階だと。
あとヒトツ、『 認知症の可能性がある 』と。ふ~ん。
私がお客様から聴いた内容に間違いが無いことを確認し、詳細が分かったら連絡をいただける約束をして、相手車両を確認・撮影して帰りました。
そして翌日、無保険 ⚠ だと知りました。
ただ、相手の親族がお客様のクルマの損害額をお支払いくださったのは救いでした。
当事者にケガが無くて良かったです。
って無理くり良い材料を探さないといけない事態でした。
仮に認知症の可能性が有るとしても、手を上げる合図をしてるのに逃走したり、虚言を吐いてたらアウトだと思います。
しかもなぜ、自動車保険に入らないのか?
お客様は女性です。
『 逃しちゃいけない 』 が、『 怖い 』に勝ったそうです。
結果で言えば、まぁ良かったけど、本来ってどう行動するのが適しているのだろうか?
これも後で警察に聴いてみたいと思います。
保険を取り扱う者として重要な項目ですね。
そして、お客様がおっしゃいました。
『 危険を感じたら、とにかく停まる事を意識しています。』と。
これは、過去に事故に遭った知人からのアドバイスでもあるそうです。
何より接触を避ける、理想的な心掛けだと思います。
それでも衝突を避けれなかった、というのが車両の傷を診ると分かります。
前面を削り取るように相手が通過しています。
この見た目でも、最前列の骨格にはズレが生じました。
保険屋さんとして、今回の事故は感情が揺さぶられた分だけ学びにもなりました。
新しい課題を研究しながら、さらなる貢献欲求を抱いて尽くしてみようと思ったのでした。
無保険車は10%以上いるとのデータがあります。
みなさまに於かれましても、当事者にならない運転と、家族親戚に無保険車が有ったら諫言していただきたいと願います。
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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