たまに視覚を封じる自動車整備士、さのりです。

 

間もなく６歳のルーミー、初入庫でした 📖

『 ブレーキが変なんですよねぇ･･･ 』

から始まった物語なのだけど、意思疎通の不全がちょいと解決を遠回りさせました。

 

結局お客さまが表現するソレは、ブレーキペダルのフィーリングだったのです。

対して私は、摩擦熱が発生する部分と想定･･･、決めつけていた感が否めなかったんですね 💦

疎通が叶ったのは後日の話、

『 止まっている時にも試したんですけど･･･ 』

👂 何っ？　止まっている時？

 

 

先入観、早とちり、経験則、かしら？

まさか、足元の話だとは･･･

しかも、私からすればペダルフィールに異常なんて感じなかったんだもの ✋

 

言われてみて、感じようとして、たしかに 🦀

一度感じてしまえば無性に気になるヤツでした。

汚れや、異音や、異臭や、痒みもそうだよなぁ。

知覚しちゃったらソレ以降、なんか探しに行っちゃってる自分がいる、あるあるじゃないかしら？

(〃≧∀≦)ゞ 人間ﾀﾞﾓﾉ ♪

まぁ良いや。

 

その違和感を明確にしようとすれば自然に、私自身が足の裏に移っていくモンですね ✋

視覚情報は半透明な荒いイラストに、聴覚は廃校になった体育館みたいになっていく。

 

 

🕑 ２時間くらい掛けたかしら？

自分の中での解決をお客さまに確認してもらう。

それはお互いのフィーリングが調和するか、それとも違和感が継続されるかのドキドキ感を伴う。

結果的にはペダルフィールの改善に加え、制動力の向上すら感じると言う、オマケ付きの喜びとなりました ♬

さらに感情を言語化しようとしてされていたのだけど、好都合な感覚だけで止めていただきました。

せっかくの喜びも言語化しようとすれば大事なモンを削ぎ落とさなければイケないもんね ✋

(〃≧∀≦)ゞ ﾒﾃﾞﾀｼ ﾒﾃﾞﾀｼ ♪

 

目視での認識には至らなかった今回の整備 🔧

体感覚がメインだと、意思疎通に繋げる表現って難しいんだなぁって実感したのでした。

でもこんな整備依頼って多いよねぇ･･･

もっと表現のやり取り上手になりたいわ。

引き続き、励みます ♪

 

みなさん快適なカーライフを　(o’∀’o)/