小数点未満の整備を。
自称理数系の自動車整備士、さのりです。
自動車部品が、どんどんユニット化している昨今。
それに甘えて何でもまるごと交換しようとする風潮に嫌気がさしているのです。
それって自動車整備士の仕事を安くしてんじゃね?
そんな風に思うのです。
今回入庫したトラブルは、
『 ワイパーが途中で止まるんです 💦 』
でした。
診断を進めるとワイパースイッチが原因と判明 🔎
ココでね、
「 スイッチ交換ッス ✋ 」
なんて簡単に言って良いのかなって思うワケです。
電気が流れる道理と、電気が流れる通りを調べてみなきゃ、簡単に交換なんてしちゃイケない。
ってコトで、スイッチを分解点検してみると・・・
接点の焼けだったり曲がりを看るコトができる。
こうして分解できる部品には、自動車整備士が活躍できる可能性が残されているってワケ。
不全の原因みたいなのを見つけて 🔎 、ケアすることができました。
それはそれは貢献感に満たされるものです ♬
(〃≧∀≦)ゞ 嬉シィワ~ ♪
1個とされている部品でも、小数点以下を掘り下げるように整備の可能性を求める。
それで改善解決ができるのなら、お客さまの経済性にも環境にも好都合じゃぁないですか ✋
活かせるものは活かす、とか。
だからクルマは永く大事に乗ってほしい。
そこに嫌がらせみたいに年数で増税するってどういう了見なんでしょうかねぇ?
あ、話がズレちゃった 💦
でもこの物語は結局・・・
不具合が再発生 ❌ してしまいました 💦
んで、お客さまから、
『 1万円出しても良いから安心したい ✋ 』
って、新品のスイッチに交換 🔧 したのでした。
自動車整備士として、負けた気がして悔しかった。
もう一度、整備して再生させたかった。
でも、求めるのはお客さまの安心だから・・・
これからも、小数点以下の整備に尽くします。
クルマとお客さまと自動車整備士、三方よしな仕事をしたいって思います。
引き続きのご用命、お待ちしてます ♬
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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