チャリと呼びづらい話。
クルマ屋さんと保険屋さんのハイブリッド、さのりです。
小学生が自転車で他人に傷害を負わせ、結果、その保護者に 9,500万円の支払いが命令された。
そんな事実をご存知でしょうか?
『 チャリでそんな額まで行くんだ? 』
『 払える? 』
そう反応するのは私だけじゃないと思います。
① 下り坂を利用してスピードを出していた事
② 進行方向の不注視
衝突に至った大きな原因の2つ、記事ではそう伝えていました。
❶ 漕ぐのは疲れますから、下り坂を利用すること自体には同情できませんか?
ただ、安全を確保出来る、とか、危険を回避出来る速度に抑えないといけない。
「 分かっちゃいるけど・・・ 」 な部分かと思います。
❷ スピードに比例して、視界は狭くなります。
それだけ繊細な情報収集が不可能になってしまうって事。
よそ見じゃなくても、情報がどんどん通り過ぎていくと思うのです。
カーブなら尚更、情報を捕らえる時間が短いですね。
そして、” 保護者の監督不行き届き ” そんな書き方もありました。
これを監督不行き届きと貼られた事には、私は少し憂鬱を感じました。
治療費、介護費用、逸失利益、慰謝料等を積算したその額。
どう観ても簡単に支払える額とは思えませんが、支払い出来なければ、さらにお相手に迷惑を掛ける事になってしまいます。
保険には入ってたのかな?
こんなケースに対応できる保険は、あります。
賄ってくれるのはお金の部分だけですが。
あらためて思いました。
生身の人間以上の能力を利用するなら、それに相応しい注意を用意しなければならない。
チャリをナメてたかも知れません。
認知・判断・操作って言いますけど、やっぱり大前提で意識・心構えが大事。
それは、クルマも自転車も歩行者もですね。
とにかく、幸せに生きたいのはみんな一緒。
みんな自分が主人公の物語を生きている。
そうお互いに尊びながら進みたいものですね。
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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