【整備屋さん】継ぐ手。
ミニカーだと簡単そうな車体の下側、実態はワリと複雑な構造です。
車体を縦断するマフラーのほとんどは、分割して収めてます。
継ぎ手(フランジ)って構造を利用しているのですが、排気ガス中の水分が溜まるポイントにもなってしまって、そこから腐食するんです。
また、振動の影響も否めません。
腐食ですから、「 交換ッス 」 と言うのは簡単。
でも当社では、基本修理に向かいます。楽しいから。
修理してみてダメなら交換するって段取りを組むことが多く、今回も挑戦しました。
腐食するくらいだから、薄くなった母材と焼き付いたボルト・ナットに苦しみながら完成を目指します。
ソレまでの快適を取戻すのに掛かる費用としては、当然修理したほうが都合が良いので、スタッフJが頑張りました。
どうやら代替えの明確な構想があるようですから尚更に、経済性の高い修理にしたくて。
結果として修理が及びました、パチパチ。
マフラーを組み付けながら、全体的に看て取れる安全性が心配になってきたフレーム、サビサビ。
それでも車検までは、余裕で快適と安全性を維持できるでしょう ♬
充実感を満たしたケースとなりました。
修理って選択肢は、整備士にアイデンティティを感じさせる。
だから貢献欲求が生まれるのだと思います。
いろんなクルマ、いろんな要望に応えれる能力を以って、お客様のモアベターな展開を 継ぎ継ぎ して行きたいと思います。
(〃≧∀≦)ゞ コモリノオバチャマ ♪
(追伸)
『 マフラーの修理って いくらですか?』って問い合わせがありました。
「 見ないと分かりません。 」って言いますから、予めご了承ください。
鈑金塗装も一緒だな~。
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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