春さん。

ちょいと感傷的、さのりです。

 

運んできて3ヶ月くらい経つだろうか?

春さんを失ったクルマ。

まだ、遺産分割協議が終わってないと言う。

 

 

いつも上目使いで、頭を掻くクセがあって、遠慮がちに話す春さん。

大事にしていた母親さんが亡くなった頃から、どこか消沈した様に見えて、会う回数も減ったりして、ちょいと心配だったのだけど。

4日分の詰まった新聞がシグナルだったらしい。

 

擬人化したクルマに、たまに声を掛けてたら、私の嫁さんも声を掛けていたそうだ。

そういうもんなんだな。

こっちから声掛けないと話が始まらなかったもんね。

 

相続権を持った方々の法的手続きが済めば、クルマは処分される。

その瞬間への遠近感に複雑な感情を抱いています。

クルマが無くなったら、思い出も希薄になっていくのだろうか。

こうして保管している時間を活かして、いろいろ考えてみたいと思います。

 

ご主人やご家族の次に想いを感じれる存在。

今は切ないクルマ屋です。

 

みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/

 

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