【整備屋さん】後ろのブレーキ。
” 後ろのブレーキあるある ” なんですが、ドラム内側のサビが気になるんです。
急がなきゃイケない時は端折りますが、このサビを落とす事がどれだけ有意義か? って話です。
トルクレンチでホイールナットを均一に締め付けている ” つもり ” でも、サビが挟まっていると本来ではないはず。って発想です。
比較するために半分だけ研磨して撮りましたが、その明確な差が 何となくでも有意義に感じてもらえると思います。
実際これまで、サビを原因として ナットが緩んだ、って経験はありません。
それでも、たびたび ご紹介している ” ディスクパッド・ホルダ ” の整備同様に、妄想や理想を大事に取組んでいます。
また、今回は ブレーキ・ライニング も減ってたので交換しました。
ブレーキシュー と呼ぶことも有ります。
今では後ろのブレーキでしか使われなくなってますが、消耗品の単価が安くて、微妙な調整が出来る その構造が好きです。
ブレーキペダルのフィーリングが変化したと感じた場合は、ココの調整も影響してると思います。
後ろのブレーキは負担が軽いですから、なかなか消耗しないけど、残厚1mm は危険です。
画像で新品との厚さの違いをご理解いただけるかな? 確実に安全を取り戻しました ♬
ちなみに、サイドブレーキ / 駐車ブレーキ は後ろのブレーキを利用して機能させています。
ディスクブレーキみたいな露出の多いタイプに比べ、この後輪に使われるタイプは 蓋っこ をされる構造なので何かと安全確認しづらいです。
車検・1年点検でしか整備機会のない部分ですから、ソコにどう気持ちを乗っけてケアするか?
ブレーキに関わる危険は多いし大きいから、ちゃんと手間を掛けさせて欲しいと願うワケです。
整備屋さんとして、ブレーキのネタが多くなってしまうのは、それだけフォーカスしちゃうってコトですね。
やっぱり 止まらない は怖いですから。
あと 30cm、短く止まれれば・・・
そんな想定出来ますか?
みなさん快適なカーライフを (o’∀’o)/
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